NECグリーンロケッツのファン=通称クルーたちの熱い想いをインタビューし、
次のクルーに繋げていくこの企画!
今回は家族全員がグリロケクルーという松崎さん!
お話を聞かせていただいたラグビー経験のある旦那さんだけでなく、奥様や息子さん、娘さんまで揃って熱狂的なファンなのです。
最終回は、家族でラグビーを楽しむ方法をお伺いしてきました。
スポーツだから勝敗はもちろんありますし、荒々しい中にも戦術をじっくり楽しめるのがラグビー。でもなんだか難しそう…という思い込みなんか全くいらない!
ルールなんて知らなくてもかっこよい選手が見れればそれで十分というのもモチロンあり!
遠慮なく自分の楽しみ方を追求できて、それをお互いに「いいね」って言い合える関係があるからこそ、家族でラグビーを楽しめるのではないか。
そして、互いに楽しむことに一切妥協しない松崎一家の姿勢が、めちゃくちゃ清々しい!!
悔しいことも、楽しいことも家族の思い出になるから、ラグビー観戦はやめられない。
さぁ、お子さんを連れてラグビー観戦に行きたいそこのお父さん、ぜひ一読よろしくお願いします。
前回までの記事
家族一人一人、ラグビーの楽しみ方が違う。
インタビュアー酒井:
試合を見ている時は家族のみなさんで、どのような感じで見ているんですか?
松崎さん:
ウチの息子はやっぱり勝つところが見たいようですね。
だからグリロケが試合で負けると本気で悔しがっています。
そういえば、2023年の入替戦の時、あのヒートに負けちゃって降格が決まった試合は、本当に大変でした。
息子の涙が止まらなくて。
ものすごい悔しかったみたいで、会場でも号泣してたんですが、家に帰っても泣いて泣いて。
寝てからも、寝ながら泣いてましたね。
最近、ブラックラムスとの入替戦で最後に負けた時にも、泣いてたみたいです。
その様子を「まるごみかしわ」さんがTwitterにあげてまして…
ウチの妻が「将来ラグビー選手になるんだから泣くな!!」
って励ましていたのを見られていたみたいです笑
インタビュアー酒井:
あぁ〜、そこまで思い入れができる息子さん、健気すぎますね!
奥さんや娘さんは大丈夫だったんですか?
松崎さん:
うちの女性陣は、基本的にはラグビーの勝敗よりも「推しの選手」が出ているかどうかが大事なんですよ。
娘はヴォウ(アセリ選手)が出ていれば満足みたいなんですよね。
インタビュアー酒井:
まさに「推し活」しにきている感じなんですね。
松崎さんはどのように楽しんでいるんですか?
松崎さん:
僕は、勝ち負けよりも「良い試合が見れれば良い」って感じなんですよ。
本当にチームが同じ方向を向いて、最後まで選手が頑張ってくれている、その姿がみたいんですよね。
僕みたいな一ファンが差し出がましいのですが、グリーンロケッツって実はすごい強いチームだと思うんですよ。
選手一人一人のフィジカルやラグビーセンスってものすごい良いものがあると。
ただ個々の選手が強すぎて、連携がうまくいかない部分があると思うんですよね。
昨シーズンは、密集から抜け出した選手のフォローさえあれば…というシーンが本当に多かった気がするんです。
だからチームプレーがハマれば強さを発揮しますよね。
昇格したDロックスとも、良い試合を見せていましたし。
あと、実は試合を見終わった後に、家に帰ってもう一回テレビ中継の録画を家族で見直すんですよ。
その録画の映像で子供たちがカメラで抜かれていたりすると、それがまた嬉しいみたいですね。
僕もスタジアムに知り合いがいるか、録画映像で毎回すごい探しちゃいます笑
「グリロケ」は家族で楽しいことをする時の合言葉になっている。
松崎さん:
本当に…特に長男に関しては、グリロケの選手たちは全員がヒーローですし、いつも声をかけてくれるクルーの皆さんのこともすごい好きみたいなんですよ。
グリロケに関すること、全部が彼にとって面白いんでしょうね。
インタビュアー酒井:
それは親としては、うれしいですよね。
松崎さん:
はい、うれしいです。
自分が好きなスポーツで一緒に観に行けて、そこまで盛り上がってくれるのが。
インタビュアー酒井:
息子さんはラグビーやっているんですか?
松崎さん:
実はもうすぐ始めるんですよ。我孫子ラグビースクールに行くことが決まったんです!
田中史朗選手が教えるグリーンロケッツのアカデミーは小学5年生から入れるので、そこまでの道筋はできたな…と笑
実は今住んでいるところから、我孫子ラグビースクールが行われるNECの我孫子グラウンドまで車で1時間半くらいかかるらしいですけど、そこは妻が頑張ってくれるということです。
インタビュアー酒井:
本当に奥さんの頑張りも、とてつもないものがありますね。
松崎さん:
本当に熱量がすごいですよね。
グリロケを通して楽しんでいる子供達と一緒に、自分も楽しみたいというのが大きいみたいです。
だから、どこか遠くに行く時でも、グリロケの応援が絡んでくれば全部OKなんです。
それで、昨シーズンは、仙台とか釜石まで、家族で応援に行きましたしね。
インタビュアー酒井:
家族で「グリロケ」というコンテンツを心の底から楽しんでいるということですね。
家族全員が間違いなく楽しめることを発見したような感じなんでしょうね。
松崎さん:
本当にそうなんです。
やっぱりみんなでラグビーを見に行って、そこで選手と直接触れ合って、思い出を作る。
…っていうのが良いと思うんですよね。
グリロケのイベントでも、もっとそういうのやったら良いと思うんですよ。
親子体験ラグビー会とかあったら、良いと思うんだけど…。
グリロケはかなりファンとの交流を大事にしている先進的なチームだと思います。
特に子供達との接し方は、グリロケが一つ頭抜けているイメージがありますね。
親子イベントなぁ…廣澤さんとかやってくれないかな笑
和製LO・山極選手と、理想の選手像・松浦選手が推し!
インタビュアー酒井:
松崎さんにとっては本当に難しい質問になると思うんですが…
あえて一人だけ、推し選手を上げるとしたらどなたですか?
松崎さん:
あぁ〜。みんな応援していますけど…ここはやっぱり山極選手ですかね。
やっぱり和製ロックとしての山極選手の活躍を日本代表で見てみたいってのはありますね。
あと、個人的に好きな選手は松浦選手ですね。
インタビュアー酒井:
おぉー!松浦選手の推しポイントはどこですか?
松崎さん:
僕が現役時代になりたかった姿のそのものが松浦選手だったんです。
ラグビー選手なのにラグビーラグビーしてなくて、それでいてプレーは熱い。
そういうところが本当にかっこいいなぁと思いますね。
インタビュアー酒井:
それでは、最後にグリロケに向けて応援メッセージをおねがいします!
松崎さん:
やっぱりワクワクする試合を観たいですよね。
あとは….やっぱり勝つ姿はみたいです!
なんというか、ちゃんと準備してきたことを出し切ってトライを取り切るような、
きちんと勝った。という試合を見たいんですよ。
フィジカルバトルでゴリ押しで勝つのではなく…
味方のDFをしっかりと固めて、
相手のペナルティを取れる所はとって、
崩すべきところを崩してしっかりと得点するような。
本当の「強いラグビー」で勝つべくして勝ったところをみたいです。
それだけの選手がグリロケには揃っていますから。
それを観て、超気持ちいい〜ってなりたいです!
(終わります。)