(写真一部協力:ひーちゃん)
こんにちは!トライグリロケ、編集の酒井です。
いやー…この記事を読んでいるあなたなら、知っているでしょう。
2025年4月19日、柏の葉グラウンドでなにが起きたか…。
でも、念の為、もう一度確認しておきましょうか。
GR東葛15 – 8S愛知
待望のリベンジによって勝利!!!
この試合。グリロケの歴史に残るような死闘でしたよ。
決死の覚悟が見えたグリロケの気迫のディフェンス。
今回の試合、一言で表すなら「よく我慢した!!」の一言に尽きる!
特に前半の40分は体感的にみれば、ほとんど自陣に攻め込まれていた状態で、いつ相手にトライ取られてもおかしくなかった。
しかし、試合が終わってみれば、
相手のトライはたった一つ!ペナルティゴールもたった一つ!
反則を最小限に抑え、とにかく我慢強く守り切った!!



何度、トライラインを攻められても、アリ一匹も通さないディフェンスライン。
攻められるたびに絶叫に近い声がグラウンドに鳴り響き、守り切った瞬間に大歓声。
ラグビーってディフェンスでもこんなに盛り上がれるのかってくらい、会場が沸いてましたよ。
ぼくもずっと腰が浮きっぱなしでした。
特に後半最後の71分を超えたあたり…
去年までグリロケにいた「イシレリ・マヌ」選手が勢いに乗ってトライラインに突進…!!
やられたぁあああああ!!とおもったその瞬間。

吉村紘選手が、相手の肘も臆せずドカンとぶつかると…

オルビン・レジャー選手が、相手のボールを抱えに行った!!!!


「ノートライ!」
うおぉおおおおおおおおおおおおお!!!

この時は、マジで痺れた!!かっこよかった!!!
オルビン、あんた救世主だよ!見た目もちょっとメシアっぽいし!!

ちなみにオルビン選手の好きな歌はこちらだそうです。もう、今の僕には賛美歌に聞こえちゃいますよ。
Ayo Maff, Fireboy DML – Dealer (Official Video)
少ないチャンスをものにしたキーガン&カンタ!
そして、もちろん守っているだけではラグビーは勝てません。
この試合、本当に少ないチャンスをモノにしてくれたのが、キーガン選手とカンタ選手!
前半の、S愛知の猛攻の中、キーガン選手がふわっと浮いたパスを「スパッ!」とカットしてからの独走はマジで気持ちよかった!

このトライで一気に、前回戦った時の「ゼロ点に抑えられた」というイメージが吹き飛びましたからね。
そして、後半。
一進一退が続き、次の追加点はどっちだ…
とジリジリしている時間帯が続きます。
そして、試合時間残り20分になったところで、途中交代の小幡選手がサイドにポーンと長いパスを放った!!
その先に、いたあああああああああ!!!
カンタ!!!


そのまま、トライ!!!!


うわああああああああああぁあああああ!
この時の会場の一体感、半端じゃなかった!
本当にこう言う瞬間こそ、ラグビーを初めて見にくる人が体験すべき!!これがラグビーの醍醐味!
と言うようなトライでしたよね。本当に気持ちよかった!ありがとう!!
次節アウェイで花園Lに勝てば…入替戦決定。
さて、というわけで今回も激闘を制したグリロケ、順位表はこんな感じになりました。

なんと、一時期は首位に立っていたRH大阪がまさかの6連敗で、入替戦争いからは外れ…勝負の行方は、3チームに絞られました。
ただ、実は次節、グリロケは花園Lとの直接対決に勝利すれば、入替戦は決定します!!
というのも、
「勝ち点」についておさらいしますと…
リーグワンの勝ち点制度まとめ
【基本の勝ち点】
結果 | 勝ち点 |
---|---|
勝利 | 4点 |
引き分け | 2点 |
敗戦 | 0点 |
【ボーナスポイント(条件を満たした場合に追加)】
条件 | 勝ち点 |
---|---|
相手よりトライを3本以上多く獲得して勝利 | +1点 |
7点差以内で敗戦(例:28-22など) | +1点 |
※ボーナスは最大でも1試合で1点まで
【1試合でもらえる勝ち点のパターン】
試合内容 | 勝ち点 |
---|---|
通常勝利 | 4点 |
勝利+3トライ差以上 | 5点 |
引き分け | 2点 |
敗戦(7点差超&ボーナスなし) | 0点 |
敗戦(7点差以内) | 1点 |
敗戦(7点差以内+3トライ差負け) | 1点 |
敗戦(7点差以内+4トライ以上獲得でもトライ差3本以上つけられた場合) | 1点 |
【勝ち点の最大と最小】
- ✅ 1試合の最大:5点(勝利+ボーナス)
- ❌ 勝ち点6以上は存在しない
💡 ポイント
- ボーナスの「トライ差」は “差”で見る(10本 vs 4本 → +1点)
- 「たくさんトライした」ではなく、「相手より3本多いかどうか」が基準
- どんなに負けても、7点差以内なら1点は獲得できる
となります。
つまり、リーグワンの規定ですと「1試合で勝ち点6」は獲れないんですね。
そして、どんな試合内容であれ、次節グリロケが勝利した場合は…
グリロケの勝ち点は「44+4=48」
花園Lの勝ち点は「41+1=42」
この時点でグリロケと花園Lとの勝ち点差は「6」になりますから、入替戦決定なんですね!
さぁ、話がシンプルになってきたところで、僕らがやることはただ一つ!
グリロケに最後まで声援を送り続けることのみ!!
行くぞ!入替戦!!GO!ROCKETS!GO!