みなさま、こんにちは。
トライグリロケ編集部の酒井です。
いやー、江東BS戦、最高に面白かったですねー!
ニックがいなくなってからの不安を一気に吹き飛ばすような勢いのある試合!
結果は…
GR東葛50-23江東BS
超快勝!きもちいいー!
本当に見どころだらけの試合でした!
試合後のクルーの皆さんの「つぶやき」がそれを物語ってますよ!
藤井達哉のようにスクラムハーフはラグビー巧者であるべき!
何をピックアップすべきか嬉しい悩みが出てきてしまう試合内容だったのですが…
僕が個人的に一番良かったと思ったのが、「タツ」こと、藤井達哉選手のボール捌き!!

今年のグリロケが抱える「スクラムハーフ問題」に対して、一つ解決策を提示したような動きを見せてくれました!
スクラムハーフってラグビーにおいての「指揮者」であるべきなんだと分からせてくれたというか。

スクラム時に、味方が集中できるようにボールが出ていないことを大きな声で鼓舞する。

風が強く、難しいコンバージョンキック時には、ボールを支え味方をサポートする。
そして、圧巻だったのが、この試合初めてスクラムバトルで相手からペナルティを奪った時のこのシーン!
スクラムの近くで藤井選手、猛烈アピール!!!


膝ついてる!膝ついてる!!

それを聞いたレフリーがペナルティをとって、まだスクラムがごちゃついてる間にボールを戻す!
そして、大澤選手がクイックで初めて一気にトライ!!

これ、本当にラグビーという競技がわかっている選手ができる動きだと思ったんです。
田中史朗選手のDNAを受け継いでいるというか、巧みな部分が出たと思うんですよねー!
今回、ティノやアセリのフィジカルや後藤さんのランの良さを引き出したのも、藤井選手の絶妙なタイミングでのパスからでしたしね。

一番得点が取れる場所にボールを集めるというセンスが素晴らしい!
あと体は大きくないにしても、タックルに臆さず行く姿もめっちゃ良い!

もっともっとタツのプレーを見てみたい!という気持ちになりましたよ!
頭脳で攻略し、身体で体現する。それが真のラグビーとタツが教えてくれた。
グリロケの試合をJSPORTSで見ていて解説の方がいつも言うことは、
「グリーンロケッツはフィジカルが強い選手がたくさんいますからね。」
ってことなんですよ。

今回も同じように言われていましたが、やっぱりそのフィジカルある選手を活かし切ることができたのは藤井選手のおかげだったと思う!
試合中に一番得点できそうな場所はどこか。そういう嗅覚みたいなものが「タツ」には備わっていますよね。
次に何をするのか目が話せないワクワクする選手がいると、ラグビーの楽しさが広がっていきますし、ファンも増えていくんじゃないかと思います!
得点力では間違いなくD2では一番の破壊力を持つグリロケ。
今から、来週の試合も楽しみになってきました!
GO!ロケッツ!GO!
D2での反撃の狼煙が今日の試合で上がったのではないでしょうか!