BR東京はやはり強かった。ただ、グリロケだって負けちゃいない!
こんにちは。編集の酒井です。
昨日の試合、本当に僕としては今季一の試合だったと思うくらい盛り上がりましたね。
結果としては、
GR東葛21-40BR東京
…敗北。はしましたが!!!
柏の葉でグリロケの勝利を信じている人たちの熱気が本当にすごい試合でした。
BR東京=「D1」という幻想をプレーで吹き飛ばすティノの存在!
正直に言いましょう。
前半終わった時点で、僕がいたメインスタンド周りのクルーはどんよりしていました。
試合開始の勢いは素晴らしいものはあったものの、まさかの4連続トライをBR東京が決めた瞬間に、
「根性見せろぉおおおお!」的な雰囲気の声を飛ばすクルーや、
もはやハリセンを叩くのを忘れて固まってしまう人。
白目をむいている人。
ここは地獄の地獄なのか…と思うような雰囲気に耐えられないくらい重めの空気が漂っていました。
ただ、それを打ち破ってくれたのがティノことマリティノ・ネマ二選手!!
もうBR東京には勝てないんじゃないか…という絶望が湧くたびに、その不安を突き破るような豪快なトライ!!
今年のティノはグリロケを勇気づける「前へ!」というプレーができる選手になったと思います。
ティノが怪我で出れなかった2試合、本当に心細かったよー!!
柏の葉のクルーと選手、全員で押し切ったドライビングモール!!
そして、なんといってもこの試合の一番の最高の瞬間は、50分を過ぎた頃に起きました。
なんと調子が上がってきたティノが、まさかの負傷で途中退場。
正直、この瞬間のスタジアムの動揺は大変なものだった。
「ここからという時に…うそだろぉ…」と僕も頭を抱えていました。
ただ、そのすぐ後に起きた敵ゴール前でのモールがすごかった。
メインスタンドの前でグリロケのモールが起きた時、柏の葉の全てのクルーの声が、今までにないくらいどんどんと大きくなっていくじゃありませんか!!!
最後にはその声におされて、WTBの尾又選手もモールの中へ….。
そして…そのままBR東京を押しきって崩れ込むようにトライ!!!
うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
会場に沸き起こる拍手喝采と歓声の叫び声!!
一つのプレーに、クルー全員の気持ちを全て載せることができたから生まれたトライと言っても過言じゃない!!
これがラグビーなんだ!これが僕が見たかった景色なんだ!!と思ったら、本当に自然と感動で涙が出てきました(書きながら今も泣いてます。)
落ち着いて戦えば、正直BR東京にだって勝てる!そういう試合だった。
今日のグリロケ、本当に物凄いプレーがたくさんありました。
じゃ、なんで負けたのか。
一言でいえば、「もったいないプレーが多過ぎた」というところに尽きるでしょう。
相手の陣地に入ってのノットストレートや、相手に点数を入れられ気持ちを切り替えたい時にキックオフオフサイドなる反則をしてしまう…などなど。
本当にラグビーは規律がなってないと、自分たちのペースを作ることができないスポーツなんですね。
何度もグリロケのペースになりそうだったのに、自分たちの反則でその流れを切ってしまったシーンが多過ぎた。
それがなければ、本当に勝てた試合だったと思います。
泣いても笑っても、あと1試合。全てを賭けて勝ってほしい!
さぁ、第1試合目は3トライ分の差をつけて負けました。
が、まだ相手ホームでの試合が残っています。
今回は点差ほどの実力の差はなかったと思うんですよ。勝てない相手じゃないとさえ思いました。
「規律」さえしっかり守れば、よもやのD1昇格が向こう岸に見えてくる感じはありました
3トライ差で勝つ。というのはぶっちゃけかなり難易度が高いとは思います。
ただ、それを乗り越えての入替戦。僕らもあと1試合に全てをかけて応援しましょう。祈りましょう!
東葛にD1のチームができますように…🙏
GO!ROCKETS!!!