おはようございます!トライグリロケ、編集の酒井です。
ただいま2025年5月5日の朝。パソコンにむかってこの記事を書いております。
正直、今日が5月3日…だったら良かったのに。
…と何度も時計を見直してみますが、やはり一昨日の試合は事実だったと受け入れるしかありません。
GR東葛19 – 42花園L
完敗…ボーナスポイントも相手に与えてしまった痛恨の敗戦。
序盤はすごい良かったと思うんですよ。
アウェイではありますが、勝てば入替戦が決まるという大事な一戦。
試合前の両チームの選手たちの顔もめちゃくちゃに良い表情していました。
山極選手が現れた時に、会場まで駆けつけたクルーたちの声も良かったですよ!

GO!ROCKETS!GO!!!

一方で花園Lのゲニアが出てきた時の盛り上がりも、本当にすごかった。
この試合がどれだけ注目されているか。本当に緊張感が伝わってきましたよ。

そして、序盤。最初に流れをつかんだのはグリーンロケッツ!!
なんと、今回先発に抜擢されたスクラムハーフのヨシこと吉岡選手。

彼が闘志むき出しのいきなりのスティールを決めるんですね!
これは痺れた!!


正直、今回のメンバーは前節のS愛知との死闘もあり、大きく変わっていたので不安もあったんですよ。
ただ、その不安をふっとばすような「してやったり」のプレーを見て、一気に気持ちが盛り上がりました!
その後も、基本はグリーンロケッツが相手陣地に押し込む展開が多い!
パッチェルからの大澤蓮トライも気持ちよかったー!

というかパッチェル選手、ながーーーーいパス、グラウンドがよく見えててすごい!!!

序盤はテンポの良いボール運びで、完全にグリーンロケッツのペースで試合を運んでいました…
だが、花園Lにも、ペースを作れる男がいた…。QCことクウェイド・クーパーがね…。
クウェイド・クーパーの魔法が炸裂!奴をだれかとめろぉおおおお!
グリロケが2つトライを先制し、流れを掴みかけていた矢先、このクーパーの誰も止められない…ゴール前での軽やかなステップが炸裂!スルスルっとまるで「煙」のように人の間をすり抜けていく。

これ、敵ながらスゴイものを見てしまったという気持ちになりました。まさにファンタジスタ。
この後も「なぜ、そこにいる?!」という場所にひたすら現れるクーパー…
花園Lの2トライ目も起点のキックも最後のパスもクーパー。


10番というポジションは「司令塔」と良く言われますが、本当にその言葉通り。
怖いくらいボールに絡んでペースを取り戻していく!
前半はシーソーゲーム!緊張感のあるゲーム展開が続く!
ただ、この後もグリーンロケッツは気迫あふれるプレーで相手陣地へ突っ込んでいく!
特にテリーさんのキックオフ後のダッシュ&ジャンプ!


これは痺れた!
そして、この後のパッチェルのランニングラインの良さよ。


この後、一本トライを返されましたが、お互いによく守りよく攻める!
緊張感のある試合が繰り広げられていましたね。
「勝敗はフォワードがつけて、点差はバックスがつける」
ただ、問題が出始めたのは、試合時間残り20分を過ぎてから…。
なんというか、チャンスがことごとくエラー的なもので潰れてしまう展開が続いてしまいました。
とにかく、相手陣地でプレーができない!特に前半あんなに上手に捌いていたラインアウトの流れが後半になって全然決まらない〜。
さらにスクラムでも押されてしまって…このもどかしい感じがジリジリとチームを消耗させていく…。
まさに、先日インタビューさせてもらったクルーの雄大さんがおっしゃっていた言葉ですが、
「勝敗はフォワードがつけて、点差はバックスがつける」

この勝敗部分がしっかりとできないと、チームとしても勝てない。
というところでの差を終盤で見せつけられてしまった。相手にボーナスポイントも取られてしまった…。
ふーむ…ラグビーの見どころはこうやって理解していくのか。と、考えさせられました。
めちゃくちゃ悔しいけどね!!
次節ホームで「勝ち」をもぎ取るしかない!豊田S、本当に頑張って!
そして、今の順位勝ち点状況はこちらになります。

残り1節。上位陣の対戦表は、この2つ。


整理しますと…
✅ グリーンロケッツが勝つことが大前提(勝ち点4以上がマスト!)
✅ 花園近鉄ライナーズが負け or 引き分けることが必要(7点以内の負けで勝ち点1or引き分けで勝ち点2)
✅ 花園が引き分けた場合は、グリーンロケッツはボーナスポイント付きで勝つ(5点獲得)必要がある
✅ 花園が勝ってしまうと、グリーンロケッツの2位はほぼ消滅
とりあえず、シャトルズ愛知さんの頑張りに期待するしかない!!
他力本願だけど、もうそんなこと言ってられない!!昨日の敵は今日の友!!!
もう、本当にこの勝ち点システムを考えた方、最後の最後まで目が離せない展開を作るの天才すぎる。
というわけで、行くぞ!入替戦!!最後まで、GO!ROCKETS!GO!