誰かに求められたら、だいたいうまくいく。

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同志社大学在学中には、もうラグビーでプロ選手を目指されていたんですか?
ミヤジ
いや、実は結構いろいろと揺れてはいました。
同志社大学に入ったばかりの頃は、1年生ながらレギュラーも取れて、U20の日本代表や、7人制ラグビーの日本代表に選ばれたんです。世界の競合ともマッチしてプロに行けるかも。という意識はあったんですね。
ただ、大学3年生くらいの時に、少し迷って就活を始めようかどうか悩んでいる時に、NECからお誘いがあったんですよ。
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求められたから、プロになった。
ミヤジ
僕の人生ってそういう展開が多いんですよ。
高校進学も大学進学も、基本的には、誘われて決めました。
「求められた場所に行ったらうまく行った」という成功体験がすでにあったんですよね。
逆に自分から切り開くことがそこまで得意じゃなかったので、必要とされる場所に縁があると思って、NECに行くことを決めました。
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宮島さんは求められた場所で輝くタイプなんですね。
宮島さんという素材を、上手に料理してくれるところに突っ込んでいくというか。
ミヤジ
そうです!ある意味受け身というか。
あと、打たれ強さも僕はあると思っているので笑
任された場所で、泥臭く頑張ることが自分の生きる道。

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宮島さんってWTB(ウイング)というポジションなのに、考え方はそんなに派手ではないというか。
むしろ、チームを下支えするフォワード陣にいそうなタイプじゃないですか?
宮島さんの特徴として「足が速い」ということはあるとして、性格的に他のポジションに目がいきそうだと勝手に思ってしまったんですが、そうならなかったのはどうしてですか?
ミヤジ
それは、僕が今までウイングを任されたゲームって、反対側にいるウイングが華がある選手がいる場合が多くて。
僕が11番だとしたら14番に…
大学時代は、今キャノンイーグルスで活躍している松井千士(まついちひと)だったりとか。
NEC入ってからも、後藤輝也(テリー)だったりとか…
僕”じゃない方”のWTBに華があるタイプの選手がいる場合が多かったんですよ。
逆に僕のプレースタイルは泥臭く走り回って何でもやってやる!という感じだったので使ってもらえたのかな。とは思います。
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ただ、最近はFB(フルバック)としてチームのピンチをものすごく救っているプレーが多い気がするんです。
それこそ、第八節のキューデン戦なんかは、自陣でのペナルティのせいで失点をくりかえてしているタイミングで宮島さんが落ち着いて自陣のボールを相手陣地に蹴り返して、最終的にグリロケの逆転に繋がったり。

それは今の宮島さんにとって、FBというポジションはフィットしているように感じるんですか?
ミヤジ
あの日はたまたま、そういうプレーが出たっていうことだと思うんですよ。
僕、実は高校まではSO(スタンドオフ)とFB(フルバック)をやっていたんですよ。
WTB(ウイング)をちゃんと始めたのは大学の時からだったんです。
だからゲームメイクについても多少は出来るというか…。
あの日はペナルティも多かったし、自分が任せてもらったFBでどういうプレーをしたら勝てるか。チームに求められたポジションで考えた末にやった結果という形ですね。
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ここでも、「求められたら」という強みが発揮できたんですね。
ミヤジ
そうです。
自分が求められた場所で自分が好きなキックというスキルを活かしてプレーしたという感じですね。
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宮島さん、ユーティリティプレーヤーなんですね!
ミヤジ
実際のところ、NECの2年目くらいまではCTB(センター)もやってましたし笑
求められれば、どこでもやりますよ!