ちゃんと練習すれば、ラグビーは危なくない。

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ラグビーをプレーしたことのない僕から見て、「ラグビーって死ぬ気プレーしないと危ない。」みたいなイメージがあるんですけど、実際はどうなんですか?
雄大(ゆーだい)さん
いや、試合自体はそこまで危なくはないと思うんですよね。
むしろ、練習時にその「危なさ」を無くしていく方が大事というか。
ちゃんと怪我しないような練習をして、試合に向けての精神面も充実させていく必要があると思うんですよ。
コンタクトスポーツなので、他のスポーツに比べたらリスクは高い分、怪我しない練習をしっかりすることが大事なんですよね。
でも、僕はもう30年近くラグビーをやっていますけど、大きな怪我って膝を一回やったくらいですね。それも最近。
学生時代は、一度も大きな怪我はなかったですよ。
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そう考えると、熱心に練習していた学生時代は、その分、怪我もしづらかったってことですね。
雄大(ゆーだい)さん
本当に。週五くらいで練習していましたからね。
きつかったけど、やっぱり人数が多いスポーツだから、それも楽しいんですよ。
みんなでワーキャーするのが、根本的に好きなんでしょうね。
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ゆーだいさんって、ずっと変わらず「ラグビー小僧」なんでしょうね。
雄大(ゆーだい)さん
それは、本当に良く言われますね。
久しぶりに高校時代の同期とかに会っても、そんな感じで言われますよ。
そう言えば、ラグビーにまつわる面白い言葉があって
「ラグビーは少年をいちはやく大人にし、大人にいつまでも少年の心を抱かせる」
っていう。
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へぇー!なんというか、生涯現役をやり続けるためにラグビーってぴったりなんですね。
雄大(ゆーだい)さん
そうですね!そうなりたいんですよね。
やっぱりいざと言う時に動けないおじさんよりも、動けるおじさんの方がかっこいいじゃないですか?笑
もう一度、NECが日本一になる瞬間をこの目で見たい。
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グリーンロケッツの選手たちを見ている時はどのような心境なんですか?
雄大(ゆーだい)さん
そこは、ずっと「すごいな!」って思ってますよ。
もう尊敬の眼差しですよね。本当に憧れの対象。リスペクトです。
選手たちとも、会ったら立ち話するような感じにはなってますけど、
「ゆーだいさん」って名前に「さん」を付けられると何かこそばゆいですよね。
こんなただのラグビー好きのおじさんに対して「さん」づけしなくて良いっていう笑
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笑)ゆーだいさんにとって、グリーンロケッツの中で推し選手のような方はいらっしゃるんですか。
雄大(ゆーだい)さん
今のグリーンロケッツの選手は本当に全員を推しているんですよ。「箱推し」ってやつですか。
でも、高校時代に夢中になった選手であれば、1998年のNECがめちゃくちゃ強かった時代にいた選手が大好きだったんですよ。川合レオさんって言うんですけど、この前、写真一緒に撮らせてもらいました。

レオ選手、プロ選手としての活動期間はそんなに長くはなかったんですけど、本当にカッコよかったんですよ。ポジションもセンターで自分とは全然違うタイプだったんですけど。
ああいう選手いいなぁ。ってずっと思いながらプロップやってましたね。
本当に写真を撮ってもらった時には、感激しながら緊張してましたね。
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そういう、自分の憧れていた選手にも、柏の葉に来れば会える!という。
雄大(ゆーだい)さん
そうそうそう!!本当にそれなんですよ。
実は、ラグビーをずっとしている方々からすれば、本当にこの柏の葉では憧れの人がたくさんいるんですよ!
今、スタッフをされている辻さんだって、ヘッドキャップを被ったスクラムハーフとして日本代表で大活躍してましたからね。スクラムハーフなのに、ガンガンタックルに行く!っていう。

太田GMも元々、日本のラグビーの基礎を作ったような人ですし、知っている立場からすると「どうもどうも」って気軽に声かけてもらえるのが不思議でしょうがないですよ。
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ゆーだいさんのような人にとっては、この柏の葉は本当に楽しい場所なんですね。
雄大(ゆーだい)さん
どっぷりですよ。最高に楽しいです。
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ちょっと羨ましいなぁ。
では、最後に、グリーンロケッツの選手やスタッフさん達になにか一言お願いいたします。
雄大(ゆーだい)さん
もう一回、グリーンロケッツが日本一になっている姿を見せてほしいですよね。
かつて、僕が憧れていた川合レオ選手がいたころのあの時のNECをもう一度見てみたいです。
本当にしんどい練習をやっていることを僕はわかっていますから、その成果が出ることを期待しています。